先日のブログで
サッカーが上手くなることを目標にした例を使いましたが
私はどうだったかというと
幼少期からサッカーをしていましたが
雑用ばかりで上手くならなかった経歴の持ち主であり
ブログを使って自分の失敗談の
はけ口にしていたことを謝りたい
"よりみち外科医"です。
#せめて子どもには二の足を踏ませたくない
証拠のブログはこちらです
yoriste-shota-hitorigoto.hatenablog.com
私のプロフィールについては以下をご参照ください。
https://yoriste.com/profile/
先日大学病院で上司と雑談していた中で
少し気になった話題があったので
共有したいと思います。
外科医の多くが持っている不満の中に
内科医と比較して収入の上げ代がないことは
よく耳にします。
#異論は認めません
そのからくりはこうです。
外科医は手術が長引けば病院に拘束されるし
緊急手術があれば本来出勤しない日でも病院に拘束されます。
つまり自分のフリーな時間をコントロールできない場合がよくあるので
隙間時間にアルバイトをして収入を増やすなどの
副業的な活動がかなり制限されます。
#家族からのクレームが多い
一方で内科の先生方は
もちろんすべてではありませんが、
大きな病院では
勤務されている同一の科の人数が多く、
多くの処置は代わりがきくものなので
引き継いで病院から解放され、
アルバイトに行かれる先生が非常に多いです。
#異論は認めません
上記により収入面でみると
同じ病院に勤務していても
外科医と内科医で大きな差ができてしまうことは事実です。
私もこのことで不満を言った経験はありますし
正直今でも病院からの給料が同じことは理不尽としか言いようがありません。
#それをわかっていて外科医を続けているのも事実
しかし一方で
本当にアルバイトをしたいのか
もっと根本的な問題を考えるべきだとも思っています。
#ここが一番言いたいこと
外科医が上記のようアルバイトをできないことに不満を持つのは
収入に余裕がないからです。
すでに収入や資産に余裕があって
お金のためだけに働く必要がないなら
アルバイトをやったって手術がうまくなるわけではないので
誰もやりたくはないはずだと思います。
私たち外科医は
・自分で自分のお金を作り出すこと
・自分で時間を作り出すこと
を学習しなければなりません。
#頭が悪いから外科医になりました、は通らない
学生のうちにアルバイトや部活だけではなく
クラウドソーシングなどで
インターネットで稼ぐ方法や
デジタルイラストや動画編集など
隙間時間でお金を作り出すノウハウを体験しておくこともよし。
就職してからお金を無駄使いせずに
余裕資金を使って投資を行い
人的資本ではなく
お金に働かせて収入を作り出す仕組みを作るのもよし。
その他にもまだ私が知らない
外科医の仕事にも役に立つ
資金調達の方法があるのかもしれません。
#誰か教えてください!
また、
時間に関しては
止血に難渋する手術は時間が延長しがちですが
ガーゼパッキングで開胸したまま手術を終える方法をチーム全体で習得していれば
手術に見通しがつけられるようになるので
時間外の労働時間をコントロールできます。
#これができない外科医についていくのは地獄
専門性の高い疾患に関しては
ハイボリュームセンターに外科医を集中させて
On callを分担できるようにするもよし。
働き方改革で時間外労働時間に制約ができてくるので
ハイボリュームセンター以外の病院では
緊急手術が必要な症例でも
対応すると決めている日以外であれば
すべて受け入れないという選択肢も正義だと思います。
#時代の流れには逆らえない
少し話はそれましたが
私たちはお金と同等に時間も大事です。
お金をもらうためだけの
つまらないアルバイトに時間を使うことをうらやましいと考えるのか
自分のやりたいことにフルコミットするために
ちゃんと準備をしておくことに目を向けるのか
外科医の皆さんも今一度考えてみませんか?
#外科医を目指している方も同様に
最後まで読んでいただきありがとうございました!
こちらのメインページにも遊びに来てください。
→よりみち外科医のstep up note | 回り道でもupdate!!
ひとやすみ、ひとやすみ。