よりみち外科医のひとりごと

"よりみち外科医のstep up note"のセカンドブログです。

 大学院で基礎研究によりみちした外科医が、
 技術的、経済的、社会的自立を目指して
 奮闘する毎日を描いた
 ひとりごとブログです。

 

東京オリンピック大成功に関する違和感

心臓移植のドナー摘出に行く時間は
いつも深夜や未明などになるため、
身体への負担は大きく
しんどいけど元気を出していこうと奮起していたら
上司がエナジードリンクを飲んだ後に
コーヒーまで重ねて飲んでカフェインを多量摂取しているところを目撃して
この仕事の残酷さにゾッとした
"よりみち外科医"です。
#日当1000円のほぼボランティアです

 

 

今日はオリンピックがもたらす効果と
開催の意義についての話題を記事にします。
#今更ですが

 

今回の記事は
podcastで猪瀬元東京都知事
堀江貴文さんとの対談の中で述べていたことを
参考にしました。

 

 

オリンピックは結果を見ると大盛り上がりで
日本中が注目して選手を激励しました。

 

結果としてメダルもたくさん取れて
選手たちも結果を残してくれました。
#努力の賜物

 

しかし、
開催に至るまでは
コロナ禍であることや
そもそもオリンピックを開催することに後ろ向きな意見もあり、
かなり難航していたことも事実です。

そもそもオリンピックを開催する意義は何か
経済効果以外にも期待できることを
猪瀬元知事が発言されていました。
#経済効果も大事

 

それは二つあって、

健康寿命が伸びること
・スポーツに多様性ができること

それぞれについて説明します。

 

世界中のアスリートがハイレベルな競技をしているところを見て
思わず体を動かしたくなることはありませんか?
#私はランニングに出かけました

 

運動することで健康的な体づくりができますし、
健康に関する関心が高まります。

 

日本人の平均寿命は確かに伸びていますが、
自立した生活ができる健康寿命が伸びる保証はありません。
#健康寿命って大事

 

現段階では寿命と健康寿命との間には10年程度の差があり、
最期の10年間は病気で自由が効かない生活をすることになります。
#日々目の当たりにします

 

このまま平均寿命だけ伸び続ければ
あまり明るくない未来が待っているかもしれません。

 

オリンピックを国を上げて応援する行為には
その国の運動への関心を高める効果があり
自分の未来への投資になるというのも立派な意義です。

 

 

次にスポーツの多様性についてです。

 

野球などのメジャースポーツは
プロリーグだけで採算が取れますが、
マイナースポーツはオリンピックで
アピールしたり結果を残したりすることで
注目や資金を集めることができることになります。

 

つまり、
オリンピックを開催しなければ
なくなってしまうスポーツもあると言うことです。

 

スポーツといえば野球しかなくなってしまったら
つまらなくないですか?
#野球観戦は楽しいけど

 

子どもたちが選択するスポーツの選択肢を
私たちが狭めてしまうことは心苦しくないですか?

 

こういった情報は定期的に伝達され
オリンピックへの関心や
選手を応援する風潮を作ることが
オリンピックの開催を成功させる鍵になると言う話を聞いて
もしそのことを知っていたら
私ももっとオリンピックを素直に応援できたのではないかと思いました。
#もっと楽しめたはずのイベントですよね

 

結果としては大成功に終わったように見えるオリンピックでしたが、
オリンピックの重要性や意義についてきちんと発信せずに
結果として選手たちに誹謗中傷が向けられることを
よしとする風潮を作ってしまったこと
みんなが幸せになるようなやり方を考えずに
行動制限以外の選択肢を示せなかったことに関して
誰も責任を取ることはないでしょう。
#誰に言いたいかは想像にお任せします

スポーツっていいねと
素直に言える社会を作れる人に
リーダーシップをとってもらいたいと願う
よりみち外科医でした。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

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ひとやすみ、ひとやすみ。