よりみち外科医のひとりごと

"よりみち外科医のstep up note"のセカンドブログです。

 大学院で基礎研究によりみちした外科医が、
 技術的、経済的、社会的自立を目指して
 奮闘する毎日を描いた
 ひとりごとブログです。

 

スライド作りがうまくなりたい

学会発表の予行を翌日チームの中で行う予定になっている上司に
当日のスケジュールを伝えたところ
"明日の発表は軽いやつだから時間通りに終わるよ"
と言われて
なんだか嫌な予感がしていたら
当日大炎上して議論を中断、後日やり直しとなり
結果的に時間通りに終わったので
ある意味時間を守れる上司は素敵だなと思った
"よりみち外科医"です
#軽くみていただけ

 

私のプロフィールについては以下をご参照ください。
https://yoriste.com/profile/

 

私も学会で演題を発表する日が近づいていて
明日チームないで予行をさせていただくことになっており、
現在いそいそとスライドを作成しています。
#頼む、勝手に仕上がってくれ

 

私はスライドの素材を作ったり
デザインを整えたり
することは好きなのですが

発表の流れを作ったり
導入と結語をうまくまとめたり
することが苦手です。
#デザイナー気取り

 

要するに論理的に情報を整理することが苦手なのですが、
そのトレーニングの一貫で
毎日ブログを書く習慣をつけています。

 

先日、
私のスライドの共同演者として担当していたく上司に
スライドの推敲をしていただいたところ
非常に参考になるアドバイスを頂けましたので共有します。
#冒頭の上司とは別の人です

 

その上司のスライドの作り方をまとめると

・ストーリーを頭の中でじっくり考える
・スライド間に一つの接続詞がイメージでつなげる
・印象に残りやすいワードを貯めておく

という3つのポイントを押さえていました。
#勝手にまとめた

 

 

まず第一に、
スライドを作り始める前に、
何時間もかけてスライドのストーリーを
ずっと頭の中でイメージして作り上げるそうです。

 

同じ症例やデータでも
そこから伝えられることは多岐にわたっていて、
プレゼンテーター次第で印象が全く違います。

 

学会の趣旨はどうで
聴衆のバックグラウンドどうで
どんな話に期待しているのか
それに合わせてストーリーを作ることが重要で
ここを間違えると自己満足なスライドになってしまいます。
#人柄が出そう

 

そこからどんな綺麗な素材を投入しても
学びの少ない演題になるでしょう。

 

次にスライド間に一つの接続詞が入るようにすると言うことですが
これはカンペを作らずにスライドを発表してみると
その意味がわかると思います。

 

次のスライドに移るときに、
つまり、
一方で、
などの接続詞がうまく入れば
スライド同士のつながりが明確で
ストーリーとしてスムーズに進行します。
#言葉に詰まるとアウト

 

接続詞ではありませんが、
本症例においては、
この疾患における治療はガイドラインでは、
なども同様に使いやすい接続の言葉ですね。

 

 

そして最後に
印象人残りやすい言葉ですが
例えば循環器領域で言うと
"ハートチーム"
といった現代よく用いられる印象深い言葉を
いつかの発表のために貯めておいて
いざ発表の時に一番マッチするものを選んで使うようにすると
聴衆を唸らせるスライドを作りやすいでしょう。
#唸らせるって何?

 

その上司は日頃から発表の機会が多く
非常に慣れているため
この言葉の引き出しが多く
私はまだまだ追いつけないなと実感しました。

 

餅は餅屋で
ある仕事に慣れている人には
そのコツやハウツーが存在していて
これを学ばせてもらうことは非常に勉強になります。
#要領いいやつ

 

いつかその能力、ポジションに
自分がいなくてはならないので
私もこれから少しずつ引き出しを増やして
人に見せられるスライドを作れるように頑張ります。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

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ひとやすみ、ひとやすみ。