ショートスリーパーで
朝起きるのが早いことを
自慢していたら、
いつも昼寝をしていることを
指摘されて
誇れるものがなくなった
“よりみち外科医”です
>月並みの人間です
私のプロフィールについては以下をご参照ください。
https://yoriste.com/profile/
先日、
後輩の外勤先の病院が
今月いっぱいで営業をやめる
というショッキングな話を
耳にしました。
それほど頻度が多いわけではありませんが、
このようなことが起こると
大学病院の医師は資金繰りに
困ることになります。
今回はそんなことに陥る前に
マネーリテラシーを獲得して
お金に関する対策を
自分で立てることをオススメしたいと考え、
その重要性について記事にしました。
<大学病院勤務というリスク>
私たち大学病院の医師は
勤務している病院からは
十分な給料をいただけないため、
外勤で給料を増やすことによって
生活を維持しています。
外勤先の病院が減ると
それが直接家計に響くようになるため、
非常に大変なことになります。
外勤先からの収入に
依存しているため、
給料が安定しない職種であることを
忘れていけません。
社会的なサポートはなく、
人的資本に任せて
日銭を稼いでいる状態で
ほとんど個人事業主と
同じ立場と考えた方が良いでしょう。
<もし一時的に働けなくなったら>
大きな怪我をしたり、
入院が必要になったりした場合、
収入は時間外や当直手当てがなくなった
非常に少ない基本給だけになってしまいます。
このご時世では
コロナウイルスに感染して
隔離された場合も
同様の心配がありますよね。
この状態を生き抜くためには
あらかじめ貯金しておくか、
給与保証付きの保険に入るという
の二つの選択肢があります。
この二つの選択肢は
勉強に時間を費やす必要が
ほとんどありません。
しかし、
貯金であれば
日々目減りしていく残高を
見続けるストレスがあります。
給与保証付きの保険は
当たり前ですが
ほとんどの場合損をするように
設計されているため、
健康な時の支出が増え、
資産を形成する妨げになります。
上記のように
万が一に備えても
それなりにストレスを不安を
抱えなければいけない
ということがわかります。
<生活を守るために副業や投資を>
現場に行けない状態でも
自宅や入院中に仕事ができたり、
投資からの配当で生活できたり、
プラスの収入があれば
その問題が解決する可能性があります。
いわゆる副業をできるように
スキルを身につけること、
投資の勉強をして
余剰資金で無理のない運用をすること、
これらがもしもの時に
きっと役に立ちます。
副業や投資には
収益を得るために
勉強が必要です。
しかし、
人的資本に任せる、
つまり自分が動いている時間しか
稼ぎを産まない働き方に
依存することは
これまでにお話ししたような
危機的状態で破綻するリスクを
背負ったままであることを
理解しておく必要があると思います。
忙しくない病院での当直や、
外勤先への移動中などの
可処分時間をうまく利用して
それらの勉強をすることは
きっと自分を守る大事な糧になります。
<お金は余って苦労することはない>
結果として
危機的な状態になることなく
副業や投資がうまくいって
お金が余剰に手に入ったとして
それは別に問題ではありません。
確定申告を
自分でしっかりと行い、
節税策をとってお金を守れば
再投資してさらに資産を増やすことも
自己投資して今の生活を楽しむことも
全く問題はないでしょう。
外科医になって
身を投じて働いているにも関わらず、
金銭的な問題で
苦労する人を見ると
いたたまれない気持ちになります。
あなたの人生を大事にするためなので
あらかじめしっかり準備をしておきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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