〇〇しか勝たん
という安直な流行り文句を言われたら
そうでもないよ、
△△でもよくない?
と喝を入れてやりたいと
無駄な意地を張って対抗しようとしている
“よりみち外科医”です。
>これだからおじさんは
私のプロフィールについては以下をご参照ください。
https://yoriste.com/profile/
あなたは雑談の中から
思いがけず意見が一致する経験をよくしますか?
先日の話ですが、
心臓血管外科をローテートしてくれている
研修医と雑談をしていて、
たまたま旅行が好きだという話から
どのようにお金を使うかという話に進み
お金についての意見交換をしました。
私よりも10年弱若い
研修医の先生から
お金の運用や使い方について
真剣に話すことは珍しい機会でした。
若いにも関わらず
非常に高いマネーリテラシーを持っていて
驚かされました。
<友人関係は大切>
研修医の先生は
税金の仕組みや
節税についても
知識を持っていました。
とても親しい友人に
公認会計士の方がいて
日常的に相談する機会に
恵まれているということでした。
私はそのような友人はいないため、
独学とtrial and errorで
少しずつ糧にしてきました。
お金の勉強をする一番のきっかけは
お金の話をする仲間がいること
だと思います。
日本人は
お金の話をすると卑しい印象を持ちやすく、
あまりお金の話をしたがりません。
友人にお金のエキスパートがいるということは
かなり有利な立ち位置ですね。
<きっかけは遊び心>
資産運用の方法としては
いろいろな商品がありますが、
大きく分けて
2つのパターンがあると思います。
自分で調べて決めたものに投資するか
他人に任せてお薦めされたものに投資をするか
の2択です。
この考えは投資に関するスタンスなので、
商品で区別することが難しいですが、
印象としては
前者が株式やFXなど
後者は投資信託や保険など
と言えるのではないでしょうか。
どうせやるなら
自分が決めたものに投資をして
それがどうなるのか見てみたいという
遊び心がある人は
前者を選択するでしょう。
その結果が
うまくいっても
うまくいかなくても
自分の選択に対するフィードバックがあり
経験と学びが増えるので
マネーリテラシーは
上がりやすいと思います。
<楽しむことは大事>
うまくいかなかった時の
メンタル維持のためには
投資を楽しんでいることが
大事なのではないかと思います。
研修医の先生は
自分の稼いだ資金で
いろいろな投資にチャレンジして、
リテラシーを身につけながら
楽しんでいました。
医師が投資をすることは
悪いことでしょうか?
医師の給与形態は
5-10年くらいで頭打ちになりますが、
所属学会が増えるなどで
出費は増えるというのが一般的です。
結婚して子どものいる家庭では
それほど余裕のある生活はできず、
お金に余裕がある人は多くいません。
収入を増やすためには
アルバイトを増やすなど
人的資本を使うことが
ほとんどです。
若いうちから
投資の技術と
蓄積した資産があれば
お金の不足分は
そのリターンで賄うことができます。
お金に心配がない医師の方が
本業に集中できると思いませんか?
<やはり損切りは難しい>
投資で一番難しいのは
損切りの記述だと言われています。
投資で含み損が出ているものを
損切りで確定してしまうことは
勇気がいることですが、
それができないために
損失が拡大してしまうことがあります。
いつか値上がりして
損が少なくなるはずだと
つい期待してしまうのですが、
その間にも機会損失があり、
投資の可能性を少なくしてしまいます。
この損切りについては
私も研修医の先生も上手にできなくて
これからの課題だということで
意気投合しました。
今後もこのような
大事なことから目を背けずに
割り切って話せる
仲間が増えたらいいなと思いました。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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