宮崎県のブランドの
"たまたま"
という完熟キンカンがテレビで紹介されていて、
ホームページを見ると
皮ごと丸かじり!
と記載されており、
下ネタとしか思えないと思っている
"よりみち外科医"です。
>本心は知りません
私のプロフィールについては以下をご参照ください。
https://yoriste.com/profile/
あなたは外勤の当直で
休憩中にどんな暇つぶしをしていますか?
私は漫画が好きなので
あらかじめiPadにダウンロードした漫画を
一気読みすることが
当直中の楽しみでもあります。
今回は
"約束のネバーランド"を
全巻一気読みしたので
その感想を記事にしました。
※一部ネタバレ要素を含みます
<人間と鬼の物語>
鬼滅の刃もそうですが
鬼と人間が戦うストーリーは
アクション漫画の
王道ですね。
鬼よりも非力な人間が
どのようにして鬼に立ち向かって
最終的に鬼を倒すのか
その知恵と勇気が
読者を魅了します。
人間の素晴らしいところは
身体能力は不利な状態でも
頭を使って
相手を圧倒する手段を見つけることが
できることだと思います。
物語に出てくる子どもたちは
特に頭がキレる子ばかりなので
ハラハラしながら
私の想像を超える展開を期待して
読み進めることができました。
<鬼の気持ちも察する主人公>
最近の漫画に多い傾向だと思いますが、
登場するキャラクターは
立場によって善悪がはっきり
分けられるものではありません。
鬼にも人間にも
良い一面と
醜い一面があって
社会は非常に複雑な構造になっています。
鬼と戦いながら
鬼の立場も考えて
気持ちを察してしまう主人公に
共感する場面が多々ありました。
人種、ジェンダー、LGBTなど
さまざまな価値観を許容する文化が
広まりつつあります。
約束のネバーランドの
主人公のエマは
その象徴と言えます。
<鬼は人間の鏡>
物語の中でも
鬼は人間の鏡であると
示してる場面がありましたが、
その通りだと思います。
人間にとっての鬼は
他の生き物から見た人間に
ほかなりません。
支配して自分たちの思い通りにしたり
食べるために飼育したり
私たち人間は
自分たちの利益のために
他の生き物の尊厳や命を奪っています。
もちろん生きるために必要なことなのですが、
今一度自分のしていることを考えさせられ、
命に感謝するべきだという気持ちにさせられました。
<優しさについて考えさせられるファンタジー>
物語の内容が
とても面白いので
スラスラ読んでしまいますが、
非常に考えさせられる漫画でした。
自分の位置も他人の命も大切にすること、
やる前から諦めないこと、
相手の気持ちを思いやること、
周りの人全てを幸せにする方法を模索すること、
たくさんのことを学びました。
人に優しくし続けることが、
人から優しさを受ける連鎖を生み、
大きなことを成し遂げる原動力になることは
本当に素晴らしいことだと思います。
私も医師として立場以前に、
人として魅力的な存在になれるように
人に優しくすることを続けていきたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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