趣味が人間観察という人のことを
変な人だと思っていたら
変な人こそ気になってきて
自分も人間観察が趣味になった
“よりみち外科医”です。
>一つ大人になりました
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あなたは悩むことと考えることの
使い分けをしていますか?
今回も書籍のレビューです。
"イシューからはじめよ"という書籍から
一部引用して
備忘録として記事に残しました。
<"イシューからはじめよ"を読んで>
今回の書籍は
少し内容が難しくて
Audibleで聞くだけでは
理解が難しい内容でした。
すごくざっくり説明すると、
結果を出す努力をするためには、
”この問題をどう解決するか"ではなく、
"何を問題とするか"に重点を置く方が良い
という内容でした。
つまり、
問題(イシュー)をどう定義するかを
しっかりと考えることが重要で
この書籍では
そのイシューをどのようにして見つけていくかを
説明しています。
マーケット関連のビジネス書なので
深いことは医療とは
少し関連が薄い印象はあり、
ついていくのが少ししんどかったです。
一方で
その中で非常に気になった内容があったので
共有します。
<悩むとは>
筆者は悩むことと考えることを
明確に区別されています。
まずは、
悩むとはどういうことなのか。
これは答えが出ないことを前提に
考えているふりをすることです。
答えに辿り着くことはないので
いくらやっても疲労感しか残らない
生産性のない作業になります。
このように言われると
聞こえが悪いですが、
パーソナルな問題で、
向き合うことに価値がある場合は
この作業が有効な場合があります。
ビジネスというよりも
プライベートで人間関係の構築においては
大事なことだと考えられます。
<考えるとは>
一方で考えるとはどういうことか。
答えが出ることを前提に、
体系的に考えて組み立てることです。
ビジネスなどの場面では
結果に結びつく活動をする必要があるので、
悩む作業はただの浪費であり、
考える作業が求められます。
頭を使う作業では、
この悩む作業と考える作業を
明確に区別して、
しかるべき状況と対応を
していくことが良いでしょう。
この書籍では
これらの前提をもとに
考えるために必要なことのエッセンスとして
イシューから始めることを
勧めています。
<考えるためにできること>
答えが出ないこと、
答えが出ても得られる結果が有用でないことは、
極力やらないことが大事です。
つまり、
考えることを優先するために
悩むことをやめることです。
そのためには
問題点をしっかりと見つめて
解決する価値があるものを
見つけ出しましょう。
答えがあるものに近づく努力をすることは
意外と苦にならないかもしれませんよ。
-今日のDeepL-
考えると悩むは明確に区別できる。
A clear distinction can be made between thinking and worrying.
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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