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適切な治療を受けたくても、過去のトラウマのせいで踏み出せない患者との出会い
<どうしても手術が必要なのに、、、>
完全房室ブロックのために
ペースメーカー植え込み術が必要な患者とお話ししました
私がどれだけ丁寧に説明しても
手術を拒否されてしまいます
もう高齢だし
体にメスを入れるのは絶対に嫌だ
説得しようとしている私に対して
目も合わせてくれませんでした
押してダメなら引いてみようと思い
今度は一方的に患者の話を聞く側に回りました
すると手術を嫌がる原因は
70年前に受けた腹部手術で
創部のトラブルを繰り返して
嫌な思いをした経験がトラウマになっていることがわかりました
<相手の話をゆっくり聞くことが、説得できる近道になった>
結局この患者さんは
過去のトラウマを私に打ち明け、
その後ご家族と話し合った結果
手術を受けていただくことに同意されました
先生が手術してくれるなら
よろしくお願いします
私の目をしっかり見てそう言ってくれました
医療の現場にはAIが導入されてきていますが、
手術説明にも録画した動画で説明したり、
AIが質問に答えてくれたり、
将来的にはそうなっていくことでしょう
ただ、
今回の患者のように
話を聞いてくれないとそっちの話も聞きたくない
そういうスタンスもあり得るわけで
これって人間にしかできないことではないでしょうか
医療の現場は
患者が嫌なことを受け入れることの連続で
決して自ら進んで関わりたい人が多くない場所です
そんな特殊性を考えると
人間が人間らしく関わるために
コミュニケーション能力を高めていく必要があるなと感じました
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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少しでもお役に立てる情報を発信していきます。
ひとやすみ、ひとやすみ。


