よりみち外科医のひとりごと

"よりみち外科医のstep up note"のセカンドブログです。

 大学院で基礎研究によりみちした外科医が、
 技術的、経済的、社会的自立を目指して
 奮闘する毎日を描いた
 ひとりごとブログです。

 

成功すると思いますか?に対する答え

病院で
"直ぐにお呼びしますから"
と言われて
待合に通されたのに
20分待たされたという経験から
次からは
"すぐって何分くらいですか?"
と具体的な数値を求めるようにするかしないか悩んでいる
"よりみち外科医"です。
#嫌われるに決まってる

 

 

podcast堀江貴文さんと成毛眞さん(元マイクルソフト社長)の
対談の放送を聞いて、
とても面白い内容だったので共有します。

 

対談の内容は投資に関することで
この二人は全く違う内容の投資をしていました。
#また投資の話か

 

堀江さんは自分の事業に投資をして
自ら事業を拡大するスタイルで、

成毛さんは米国の事業が拡大しそうな企業に投資して
株価が上がるのを待つ投資のスタイル

投資する先が対極的ですが
いずれも事業が拡大することを期待していると言う点で
共通しています。
#どちらも規模がエグい

 

 

世間では投資に関する話題が溢れている中、
この二つのスタイルがあることは知っておくべきだと思います。

 

そして投資が成功するためには
投資した先の事業がうまくいかなければなりません。

 

成毛さんの元には
生き残る企業はどれか、
成功する企業はどんな企業か、
と言う質問がよくあるそうです。
#さすがです

 

それは正直わからないし、
大半の企業が生き残って
いつかは大半の企業がなくなるんだと思う
それには運の要素もある
と言うことでした。

 

他人の事業に投資をする場合は
その内部を完全に把握はできないし
社会の流れも未知数であるため
うまく需要に合わせられる企業を
完全に当てることはできないと言うことでした。

 

ただ、
運は努力し続けていないと
試される機会も得ることができないので
個人でも企業でも
継続して努力することは必要だと言う意見もありました。
#byドラゴン桜

 

ここからが面白かったのですが、

 

事業で成功し続けている起業家に
次の事業も成功し続けると思いますかと質問したら、
成功するまで努力し続けるから必ず成功します
と言う人がいたそうです。
#出来レースってこと!?

 

何をもって成功とするかは人それぞれですが、
やり抜く力がある人は
成功するまで続けることを最初から覚悟しているので
成功して当たり前だと思っているそうです。

 

やり抜く力については
以前こちらの記事でも触れました。

 

yoriste.com

 

 

無謀な挑戦を続けることが必要だとは思いませんが、
ある程度の勝算が見込めることなら
成功するかどうか考えるのではなく
やり抜くから成功する未来しか考えていないと言うのは
非常に興味深い発想だと思いました。
#私にはない発想

 

やり抜く力は
結局のところその仕事を任された人によるので
企業などの看板によるものではないかもしれません。

 

投資家や、
仕事を任せる立場の人や組織が
事業を成功させるために
相手のやり抜く力を見極めようとするならば
受け手はそれを証明する実績や熱意を持たなければなりませんね。

 

私個人としても
医局の看板に守れるだけの存在にならず
自分のやり抜く力を発信していけるように
努力するべきだと考えさせられました。
#まだ何者でもない

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

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ひとやすみ、ひとやすみ。

合計アクセス数が2000を超えました^^

院内PHSで多方面から連絡を受けて
愛想よく仕事を引き受けて、
せっせと一つずつ終わらせていたら
"あれはこっちでやっとくよ"
と一番面倒な仕事を上司が引き受けてくれて
この人素敵だなーと簡単に懐いてしまう
"よりみち外科医"です。
#単純です

 

このブログを始めて
1か月半が過ぎました。

 

いつも読んでいただいている方
本当にありがとうございます。

 

毎日更新し続けるということで
ブログを自分の中で習慣化することができ
ブログを書くという目標のために
自分の行動の意味を今まで以上に深く考えるようになりました。
#自分の成長のため

 

このまま高齢まで続けられたら
認知症の予防になりそうです。

 

ブログのように一人でやる仕事も大事ですが
チームで共有しながら進める仕事はもっと大事だと考えています。

 

今日はチームで仕事の進捗状況を把握するために
スプレッドシートが簡単で便利だというお話も付け加えます。

 

Google スプレッドシート

Google スプレッドシート

  • Google LLC
  • 仕事効率化
  • 無料

 

過去のそのことについて記事にもしています。

 

yoriste.com

 

タスク管理のツールは非常に多くあり
それに慣れている会社にお勤めの方はもっと便利な方法をご存じだと思いますが
普段そういうものに触れない医療従事者の中で
スケジュールを共有するツールは
私としてはスプレッドシートで十分だと思います。

 

理由は簡単で

googleアカウントはほとんどの人が持っている
スマホでも操作、確認できる
・必要な操作が少なく使い方の説明がほとんどいらない

といった理由です。

 

紙にプリントアウトして配る方法も一般的ですが
イムリーで変更点や更新された情報を確認できると
スケジュールを管理する人にいちいち直接確認する手間が省けます。
#いつ寝ていつ起きているのかわからない人に効果的

 

これはコミュニケーションの非同期化というのが
最大のメリットになるのですが、
それについても説明します。

 

近年様々なコミュニケーションツールが存在しますが、
それらは大きく分けて二つに分類されます。

 

・同期型
・非同期型

 

これは連絡している時間を共にしているかどうかの違いです。

 

例えば、
会話や電話は同期型です。

 

連絡する人とされる人が同じ時間を使って、
言い方を変えると時間を拘束されて
コミュニケーションが成り立ちます。
#連絡する側の都合

 

一方でメールは非同期型です。

 

連絡を受ける相手は好きな時間に内容を確認し、
その時間は発信者と共有されていません。

 

言い換えると相手の時間を拘束しない
コミュニケーションということができます。
#それぞれの都合

 

緊急性が低い内容であれば
非同期型の方が相手に優しい手法だと思います。
#院内PHSは急ぎの用事だけかけて欲しい

 

一方で非同期型のコミュニケーションでは
連絡を受ける側の確認と返事が遅いと
仕事が滞ってしまうので、
やむを得ず同期型を選択することもあります。
#同期型ばかり受ける人は信用されてない証拠

 

この内容については
またいつか深掘りしていこうと思います。

 

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ひとやすみ、ひとやすみ。

 

中に入れる人って強いよね

電動キックボードが街に導入され
最近ちらほら見られるなぁと思っていたら
今度は電動スクーターが導入されると聞いて
いや、さすがにヘルメットの使い回しは嫌だなと思って
amazonでお気に入りのヘルメットも見つけておこうと
無意味な検索をしている
"よりみち外科医"です。
#杞憂でしかない

 

今日は少し暑苦しい話です。

 

先日サッカーW杯予選を見ていて感じたことですが
(アジア最終予選の初戦?)
試合終了後の内田篤人さんのインタビューと
それに対する選手の反応をみていると
お互いに理解があるからこそ自然に言葉が出てくる
インタビューの本質に触れた気がしました。
#W杯でれるかな?

 

これは内田篤人さんが
ついこの前まで日本代表のユニフォームを背負って
この試合に出ていた選手と戦っていたからこその
自然さだったのだと思います。

 

解説者と選手
立場が違うもの同士で一つの仕事をするときに
解説者が選手の輪の中に入れるという前提は
非常に有利ですよね。
#選手の気持ちがわかる解説者

 

これはこのインタビューに限らないと思っていて、
例えば私たち医療の話。

 

病院の院長なんて
医療行為をしないのだから
経営能力のあるどこかの経営者を呼んできた方が
どう考えても経営はうまくいくはずなのに
どこの病院をみても
現役を引退した医師が院長になっています。
#経営が心配

 

おかしなようでこれは至極真っ当で、
経営者と医師という立場で仕事をする場合、
実は医師は医師の言うことしか聞き入れません。
#わがままっちゃわがまま

 

病院で行われている仕事は
医療行為であって
医師が医師以外の医療の素人から指示された内容なんて
経営としては正しくても
医療としては正しくないと判断して
聞く耳を持つはずがないんです。

 

効率化だけを考えて
うまくいかないことも
中に入れる人を使うことで
簡単にうまくいくことは少なくないと思います。

 

他にも良い例があります。

 

世論の批判の標的にされる
"天下り"
は正にそれです。
#急に政治的

 

私は天下り自体は悪いことではないと思っていて
政府や大企業の経験者が
引退後に再就職した会社で前職と接触する窓口となって
その会社の業務を円滑にするというのは
非常に効率が良くwin winの関係だと思います。

 

ただ、
天下りが問題なのは
そのプロセスです。

 

引退してからパイプを利用して
仕事を円滑にするのはもっとものことですが
引退する前からひいきをして
国家や企業に対して不利益を与える行為は
ただの職権濫用、背任行為です。
#ニュースやドラマになるやつです

 

コンプライアンスがしっかりしていれば
あるいは間に利害関係のない第三者を介入させていれば
天下りは良い制度だと思います。
#天下りバンザイ

 

話がだいぶ政治的になってしまいましたが、
自分の経験を次に活かすとき、
元いた場所の中に入れる力は
自分にとって非常に有効な武器になると思います。
#中に入れる人って強いよね

 

そのためにも
今自分のいるポジションとコネクションを大切にして
嫌われないように心がけたいものですね。

 

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ひとやすみ、ひとやすみ。

時間を大切にしましょう(大きなツボと石の話)

外勤の病院で当直をしていて
いつもよりも患者さんが少ないことを看護師に指摘したら
稲刈りのシーズンだから
みんなそれに没頭していて病院に行く暇がないとのこと。

稲刈りが終わったら
たくさんの患者さんが
足が腫らしてヒーヒー言いながらやってくるといいて
人の営みをしみじみと感じた
"よりみち外科医"です。
#稲刈りのシーズンは穴場

 

今日も昨日に引き続き
時間を大切にしましょうという内容の記事にします。
#タイムイズマネー

 

まず何に費やす時間を優先するか
という話になりますが、
大きなツボに石を入れていく話をご存知でしょうか?
#急にツボが出てくると疑いたくなる

 

ある大学の授業で
先生が大きなツボを用意して
その中に大きな石を敷き詰めます

 

その後、
"このツボはもう満杯か?"と尋ねます。

 

次にジャリを隙間に敷き詰めて
また"このツボはもう満杯か?"と尋ねます。

 

次に砂をを隙間に敷き詰めて
さらに"このツボはもう満杯か?"と尋ねます。

 

最後に水を注ぎ込んで
"私が何を言いたいかわかるか?"と尋ねます。

 

生徒はどんなに忙しくても
努力すれば詰め込むことができると解釈します。
#スパルタか

 

しかし、
このお話の本当の趣旨は
あなたのやりたいことが
大きな石>ジャリ>砂>水
だった場合、
さきに水でいっぱいにしてしまったら
本当にやりたいこと(大きな石)ができなくなってしまう
ということです。
#深イィ

 

自分が一番やりたいこと、
一番時間を割きたいことから順番に
時間を確保しないと
それができなくなるよということになりますよね。

 

優先順位がはっきりしていれば
仮にお金がかかることであっても
その時間にそれ以上の価値を持たせることができます。

 

普段十分に育児の時間が持てなくて
子どもと遊ぶ時間を少しでも多く確保したい場合は
高速道路を使うコストくらい払った方がいい

 

Youtubeで勉強や遊び、音楽など
フル活用している人は
課金して広告を無くした方がはるかに使いやすい
#Youtube premium

 

少しでも得しようとして
インターネットで欲しい家電を検索し続けるよりも
いつもの通っている電気屋でサクッと買ってしまった方がいい
#私はなんでもAmazon

 

なんて具合です。

 

時間を持て余していて
時間の価値があまり高くない人にとっては
それとは逆の選択をした方がいいでしょう。

 

少し話は変わりますが、
働く場所や住む場所の選択も
この話に通じるものがあると思います。
#思いつき

 

大学生から働き盛りの
最もインプットもアウトプットも盛んな時期は
私は人が多く住む都会に身を置くべきだと思います。

 

これから仕事をする、生活の基盤を作る
つまり環境づくりをする段階において
人との出会いや、学びの機会への
アクセスが早くて多い都会に住むことは
自分の欲しいスキルが身につく近道になるからです。
#あれ?私は何か身についたっけ?

 

私の考えに共感していただける方であれば
リビングコストをしっかりかけてでも
いい場所に住む価値というのが分かりますよね?
#急なフリ

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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ひとやすみ、ひとやすみ。

ゼロサムゲームを仕事に持ち込まない!

妻と軽く言い合いになって、
“そういえば数ヶ月前に、物を無くしたのを私のせいにされたのは本当に嫌だった”
と忘れていた自分の過失を指摘され、
つくづく加害者の覚えない記憶も被害者の頭には残っている物だなと反省している

“よりみち外科医”です

悪いと思ったらその時に謝らないとだめですね。
#加害者はすぐ忘れる

 

今日は業務の分担についてお話しします。
医療従事者の方で誰しもが一度はあると思いますが、

”この業務、自分がしなくて良くない?“

と言いたくなったことはありませんか?

 

自分の立場で言うと、
面倒な書類業務はmadical assistantに任せたらいいだとか、
術前の準備は部下に任せたらいいだとか、
多分色々あると思います。
#医者は人使いが荒い

”ゼロサムゲーム“と言う言葉をご存知でしょうか。

 

足したらゼロになる取引のことを言いますが、
例えば賭け事などで、
誰かが得をしたら、
その得をした分だけ損する人がいて、
結果的にみんながハッピーになることはありません。

 

面倒でそれほど重要でない業務があるなら
誰がやるかを考えるよりも
誰もやらなくていいようにする方が賢いですよね。
#割とまともなことを言う

 

最近はクリニカルパスなどで
業務がいくらか自動化されていますが
それでも医療業界は社会の常識が通用するまでに時間がかかるので
相変わらず黙って非効率なことを続けています。
#そんな私も非常識人

 

手術の同意書は医師から説明した方がいい、
一方で輸血の同意書や深部静脈血栓予防の同意書などは
全国統一の内容の説明ビデオでも作って見てもらえば十分です。

 

血液検査のデータをカルテや文書に転記する作業は、
エクセルを使って自分が気に入った順番に自動変換されるようにしておけば
1秒でできます。

 

働き方改革によって労働時間が制限されますが、
この発想が足りないと思うことは多々あります。

病院を守るために同意書を増やすことに知恵を使うよりも
業務を標準化して徹底的に機械に任せてしまう方が、
誤解も少なく手間もかからないので
きっとハッピーな人が増えるでしょう。
#どうせなら感謝されることをしたらいいのにね

 

もちろんこの需要に応えようとする動きはあって、
医療業界に割って入るベンチャー企業が増えてきているようです。

 

わたしたち勤務医も黙って言われたことをするだけではなくて、
そういった社会の流れについていけるように
アンテナを張っていきたいですね。

 

あまり偉そうなことを言って
また妻に怒られないように
トーンを落として優しくいきましょう。
#言いたいだけ

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!
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ひとやすみ、ひとやすみ。